引き寄せが好きでも、「どんな経緯で願いが叶うの?」と疑問に思ったりしますよね。
本書はそんな疑問に答えてくれる本です。
本書は、普通の会社員のSayaka.さんが、毎日を変えたくてひたすら“引き寄せの法則”を実践し、人生をかえた12か月の記録です。
今さらだけど、引き寄せちゃった!
著者:Sayaka.
出版社:大和出版
出版日:2021年10月
著者情報
Sayaka.
1991年生まれ。旅行会社のカウンターセールス、求人ライターを経験。
その後、独立しWebコピーライティングや制作進行、秘書の仕事を請ける。
フリーランスとして好きな仕事も続けつつ、ブロガーとして理想のライフスタイル・ワークスタイルを叶える方法を発信。
重要ポイント
- 「成功」とか「幸せ」に関わる本を5年読み続ける。その中で、多くの本の共通項を抽象化すると「ストレスなくいい気分で過ごせ」と「やりたいことをやれ」になるように思えた
- 「“自分がいい気分でいること”を徹底すれば、自分史上最高に幸せな人生を送る魔法がかけられるんじゃないか」という仮説をたて、自分を実験台にした
- 自分の扱い方(思考も含めて)=他人からの扱われ方である。と感じる
わたしの感じたこと
わたしはこの本を読んで、“いい気分でいる”を実践しています。
引き寄せの方法はたくさんありますが、とてもシンプルで好きだからです。
毎日の過ごし方や考え方など、ひとつひとついい気分でいられることを選んでいます。
理想の自分に近づいているようで、幸せな気分になれますよ。
また、店員さんだったり出先で対応してくれる人など、「今までより出会う人が優しい」と実感しています。
自分のみる映像がかわったのだと思いますが。
Sayaka.さんは、本当に「自分の扱い方=他人からの扱われ方」だと感じているそうですが、実感から、すごく納得しました。
でも、もちろん100%思い通りというわけではないです。
Sayaka.さんも不安な気持ちになりながらも、いい気分の魔法を使い続けたそうです。
やっぱり、願いが叶わないと不安や不満がでますよね。
―仕事であっても、恋愛であっても、いい気分でいれば、なんだかんだうまい方向に物事は運ぶ。
―それでも今うまくいかないことがあるのなら、それは長期的に見るとうまくいかないほうがいいこと。
―願いごとも、いい気分でいれば叶う。
―どうしても叶わないのであれば、叶わないほうがいいこと。
本書の言葉です。
思い通りにならないときには、この言葉を思い出すことにしています。
「今幸せだし、まぁいいか。」って思えるんです。
いい気分でいると、「自分がもっているもの」に目を向けることができるようになるので、必要なときに「自分は満たされている」ということを思い出すことができるんですよね。
わたしは「この世で生きていくのは辛いこと」であり、それが当たり前だと思っていました。
引き寄せの法則を知って、そうではないとわかりました。
我慢しなくていいんだ。
幸せを感じながら生きていっていいんだ。と、すごく生きやすくなりました。
引き寄せって難しいとか、思ってしまうこともあるけど、いい気分でいればいいって思うと心が軽くなります。
また、わたしはSayaka.さんの文中の例えが、納得感があって好きなので、そこも読んで楽しんでもらえたらとも思っています。
おわりに
本書は「引き寄せの法則が本当なら、どんな変化がどのように起こるの?」という気持ちを、満足させてくれる本です。
いい気分でいることで、どのような変化が起こってくのか、順に記録してくれてあります。
この本を読むことで、「いい気分でいるとたくさんのミラクルを起こすことができる」「自分もこんな風に変わっていけるかも!」と思える本です。
Sayaka.さんが、長い年月をかけて得た知識や、自分にとっての幸せを追い続けた姿をみさせていただいたことを感謝するとともに、読書の素晴らしさを、また改めて感じました。