凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』と、その続編『星を編む』を読みました。
忘れていた気持ちを思い出させてもらったり、大切なことに気づかせてもらうことがたくさんありました。
「愛について書こうとしたら、生きることについて書いていました。」
という凪良先生の言葉が、すごくしっくりくると感じました。
こんな人におすすめの本
- 「本当に好きな人」を想う気持ちを思い出したい人
- 働くこと、パートナーとの関係について考えたい人
- 心を揺さぶられるような物語を読みたい人
「汝、星のごとく」
櫂がかっこいいです。
孤独を感じながらも、強く生きる人です。
「その人が好きでしょうがない」という気持ちを思い出しました。
人生に足りなさを抱えて生きてきた2人が、お互いの存在によって満たされる様子に、とても嬉しくなりました。
また「この人しかいない」というような相手でも、遠距離や環境・地位の変化によって、すれ違いは起こってしまうものなのだと…。
タイミングや、言い方一つ、受け取り方一つで周りの人との関係性が変わってしまう。
そんなことは日々起こっているのかもしれませんよね。
「星を編む」
好きな部分
2人が1回ずつ、離婚を持ち出すやりとりが好きです。
勘違いで「相手に好きな人がいるから、自由になってもらおう」とするけれど、実はそんな必要はないと元通りになるんですが、可愛いんですよね。
感じたこと
- 働くことの大切さ
- 自分の思いと、パートナーの気持ち、どちらも大切にすることの難しさ
- 国際結婚の複雑さ
働くと、大変なことはたくさんあるけれど、本当に心の支えになるんですよね。
若いころは必死過ぎてそんなふうに思わなかったですが、働かない期間を経験したからこそわかるようになりました。
わたしも半年ほど前からパートを始めて、働かせてもらえるありがたさを実感しています。
夫婦の心のすれ違いの話には、本当にハッとさせられました。
どれだけ近くにいても、自分以外の思いはわからないんです。
それってやっぱりこわいことですよね。
「春に翔ぶ」が心に残った
読むことをやめられず、夜中まで読んでしまったパートです。
北原先生の人生がもどかしかったです。
- 何で自分を1番にしてくれないのかと思い続けながらも言えない苦しさ
- 親の善意に寄ってくる人たちへのいきどおり
- 人の命より、保身を重視する人への落胆
- 意地をはらず、人を許すことで自分をも救うことになるのだということ
さまざまなエピソードが、胸にささりました。
実はある人にずっと伝えたいことがあり、ふと思い立ってその人に手紙を書きました。
なぜだかそんな気持ちになったんですよね。
次に会えたときに渡すつもりです。
まとめ
夫婦やパートナーシップにおいて、いくら相手が優しくても、それに甘えきってはいけない。
自分の思いを大切にしながら、相手の思いも想像する。
どれだけ近くにいる人でも、その人の心の中まではわからないからこそ、言葉にすることも必要なのかもしれないですね。
さまざまな人の選択を通して、人と人が一緒に生きていくことの難しさと愛おしさを、深く考えさせられた2冊でした。
読めてよかったと思える本にであえると幸せです
そして、『汝、星のごとく』は映画化され、秋に公開予定です。
これは絶対に観たい。
実は、人生初のひとり映画をしようと決めています。
ひとりで映画館に行くのは緊張するけれど、映画館で櫂に会ってきます。
本を読んだときとは、また違う気持ちになるのかな。
今から楽しみです。
最後までよんでくださりありがとうございます